【書評】「心を壊さない生き方」を読みました

書評

testosteroneさんと精神科医の岡琢哉さんの著書、「心を壊さない生き方」を読みました。

testosteroneさんのTwitterもフォローしています。筋トレやメンタルヘルスに関することをつぶやいてくれ、とても元気が貰えます。ユーモアのある独特の口調で楽しませてくれます。

testosteroneさんは筋トレに関する本を何冊も出版されていますが、本書はメンタルヘルスに関して書かれています。

本書の構成は、testosteroneさんと精神科医の岡琢哉さんらとの対談形式になっています。testosteroneさんの著書を読まれた方にはお馴染みですね。

メンタルヘルスといばどこか堅苦しく難しいもとと考えがちですが、ところどころにtestosteroneさんが(筋トレ)ボケを入れてくれ、楽しく読むことができます。

testosteroneさんらしく、(かなり強引に)筋トレに例えたり、結びつけたりしています。笑

以下、本を読んで、私が特に感銘を受けたフレーズを5個挙げます。

心を壊さない生き方

睡眠は筋トレより大事。睡眠を軸に生活すべき。一日を17時間と考える(一日24時間から睡眠7時間を引くため)。一日最低7時間眠る。

筋トレ大好きtestosteroneさんが、その筋トレより睡眠のほうが大事と言っております。

私も平日は特に睡眠が短くなりがちです。仕事で残業して帰って、お風呂入って、夜ご飯準備して、食べ終わると10時が過ぎているようなことが多々あります。

すぐに寝たらいいのですが、仕事から帰って寝るだけの生活は嫌なので、自分の時間を作り出そうとしたら睡眠時間を削るしかないような生活になっています。

でもそれではダメで、睡眠時間が短くなるような環境や職業は変える必要があると著者は主張しています。

自分でも、このコロナ影響もきっかけとして、残業体制を改善したいと考えていますし、そもそも今の職場環境でいいのかと真剣に考えなければならない時期に差し掛かっていると感じています。

寝る前にスマホやパソコンをなるべく触らないようにするのも意識したいですね。

(そもそも今もブログ記事を書いていますが・・・)

メンタルヘルスの知識は現代人に求められる最低の教養。

自分の身体の健康だけでなく、心(精神、脳)の健康も勉強する必要があると思います。

この現代社会は身体の病気より、精神の病気でダメになってしまう人が多いと感じます。

自分の心の動きに対する、医学的なアプローチやエビデンスを知っておくことで、もし困ったときに対応できる幅が広くなるのではないでしょうか。

少し逸れますが、こういう、心の疾患に対する医学的なアプローチと「嫌われる勇気」のアドラー心理学はどっちが正しいのかな、と考えました。

会社にとってあなたは数多くいる社員のひとりにすぎない。あなたの身体はひとつしかない。過保護になってちょうどいい。

会社のために、とか職場のみんなに迷惑がかからないように、とか勝手に考えてついつい頑張ってしまい、忘れがちですが、自分しか自分の身体は守れないですね。

休むのも大事、休む勇気を持たないといけないと思い出しました。

精神がダメになってしまう前に、だれかに相談しましょう。助けを求めましょう。それでもダメなら逃げましょう。味方になってくれる人は必ずいます。

私も会社で、職場のお局様からパワハラを受けたことがあります。周りの人に話すと見方になってくれました。それが心の支えになります。

母親にも打ち明けると、明日にでも実家に帰ってこいと言ってくれました。涙が出ました。ひとりじゃないんだな、必ず見方になってくれる人はいるんだと思いました。

仕事も自分に合わない、しんどいと思ったら、会社(上司)に訴えましょう。無理にこなさなくて大丈夫です。自分の長所が活かせる場所は必ずあります。

逆に言えば、訴えないと変わりません。無理に一人で背負いこむのはダメです。そうやって自分を守りましょう。

この辺りは、エッセンシャル思考も参考になりそうです。

うつは甘えではく脳の誤作動。身体の病気と同じ

脳も結局は神経伝達物質のやり取り、すなわち電気的な信号によって感情は形成されているんですね。

認知の仕方が誤作動、ズレが大きくなっていくことで、最終的に精神疾患につながるんだなと理解しました。

ものごとの認知においても人間の脳は間違える、誤作動をするということは覚えておきたいですね。

筋トレをすることで、脳の誤作動、認知のズレを正しい方向に修正するチカラがあるのかもしれませんね。

私もコロナ自粛中から筋トレを少し始めたのですが、そのときの変化については下記記事にまとめています。筋トレの効果を最初は疑っていたのですが、実際にやってみると効果を実感するものですね。

生まれ持った特徴/特性が大きな比重を占めるという意味ではコミュニケーション能力は容姿に近い。

私はあまりコミュニケーションが得意ではありません。

でも会社ではコミュニケーションが大事だと言われますね。確かにそれはわかるのですが、ずっと疑問に思っていました。

そのモヤモヤした疑問をtestosteroneさんがうまく言語化してくれて、読んでいてすごく府に落ちました。

コミュニケーション能力を容姿と比喩され、容姿を批判することは悪いこととされるのにコミュニケーション能力を批判するのは普通に行われるのはいかがなものかと指摘されています。

コミュニケーション能力は、生まれ持った能力が大きい、それを批判する風潮がなくなってほしい、という主張は大いに賛同します。

私もコミュニケーションは頑張って取ろうとするのですが、どうしても腹の底に恐怖のような感情がうずくまっているのを感じます。そういうところに生まれ持った差があるのかと感じます。

まとめ

真面目なエビデンスを以った話とtestosteroneさんのユーモアのあふれたトークとときには熱い想いのこもったトークの掛け合いが絶妙な魅力を生み出している本です。

私は上に挙げたセンテンスが響きましたが、内容が多岐にわたるため、読む人によってどこが響くかは変わってくると思います。自分なりのポイントを見つけて読み込んでください。

あまり筋トレ関係なくない?と思われるかと思いますが、testosteroneさんが(無理やり)筋トレの話題と繋げてくれますのでご安心ください。

以上

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