企業型DCの一年間の成績【2020年】

資産運用
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私はiDecoは利用しておらず、企業型DCを利用しています。

積み立てている投資信託は、野村外国株インデックスファンドです。毎月の積み立て額は15,300円です。このうち会社負担が8,300円、個人負担が7,000円となっています。いわゆるマッチング拠出ですね。

今年の5月から個人負担分を6,000円から7,000円に引き上げました。

毎年4月にその一年間の積み立て額を見直すのですが、今年の4月はコロナショックで株式市場が下落していたのでチャンスと思い1,000円引き上げました。

結果的には株式市場はすぐに元に戻ったのであまり大きな恩恵はありませんでしたね。

すぐに戻ったことは良いことですね。

■ 企業型DCの一年間の推移

早速ですが、企業型DC口座の直近一年間の残高推移を見てみましょう。

企業型DC口座の一年間の推移

一年前が909,031円で、現在の残高が1,196,597円でした。一年間の積立額が178,600円ですので、それを差し引くと、一年間で108,966円が運用で増えたことになります。

コロナショックを経てこの数字は満足のいくものではないでしょうか。

通算の損益は、プラス276,378円でおよそ30%増加率のようです。これも十分な成績ですね。積み立て投資のパワーを感じます。

■ 企業型DCの現在の資産状況について

企業型DCの通算成績について確認します。

企業型DCの運用資産状況

通算の運用利回りは10.3%あるようです。直近の株高の状況というところも加味しないといけませんが、十分すぎる成績ですね。

少し長期に5年間の残高推移を確認したいと思います。

5年間の残高推移

5年間で見ると、それなりの増減はありますが、順調に増えていったことがわかります。

目標利回りを7%で考えており、グラフ中の緑線が7%の線として描画しています。だいたい7%の線を中心に推移していそうですね。

5年の比較的長期で見ると、○○ショックが起きると増加分がほぼ吹き飛ぶくらいのリスクがあることがわかります。とはいえ、○○ショックを何度か乗り越えて順調に資産が成長していることは嬉しく感じます。

これだけ株高が進むと、今度は次の暴落に備える必要を考えることがあります。

具体的には、この口座で保有している外国株式インデックスファンドを債券ファンドまたは現金に切り替えた方が良いのかなと思うことがあります。

何年か前にしたことがあるのですが、保有の外国株式インデックスファンドの3割くらいを外国債券インデックスファンドに切り替えたことがあります。

そのときはたまたまうまくいって、一部を債券に切り替えた後に株式市場全体が調整したので、そのタイミングで債券からまた外国株式インデックスファンドに買い戻すことができました。

今回も同じことをしてみようかと悩みますね。実際はたぶん何もしない方がいいのかもしれませんが。

■ まとめ

直近一年間の企業型DC口座の推移を確認しました。ここ一年はコロナショックがあったり、その後の急激な株価復調により、高値を更新したりとジェットコースターのような一年間でした。

そのような株価変動(=リスク)が株式リターンの根源なのかもしれませんが、淡々と積み立て投資をすることでその変動ともうまく付き合っていけたのかなと感じました。

そのおかげで比較的満足のできるリターンが得られたと思える一年間の成績でした。

この株高の局面がいつまで続くかはわかりませんが、淡々と積み立て投資を続けつつ、必要に応じて(株式の一部を)債券への切り替えを検討したいと思います。

以上

8月のころに運用状況をまとめた記事はこちら

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