株式投資における決算をどのように考えるか

資産運用
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5月に入り、続々と国内企業の決算発表が続いています。

決算は、その前後で株価が大きく動くので、楽しみもあり、不安もありますね。

今日の記事は、私自身がどのように決算を考えているかについて書きたいと思います。

あくまで私個人の考えですので、参考程度に読んでいただければ幸いです。

【こんな人にオススメの記事】

  • 決算の前後の株価の動きがストレスに感じる
  • 良い決算なのになぜ株価が下がるのかわからない
  • 決算前後の立ち振る舞い、心構えがわからない

■ 良い決算、悪い決算は決算後の株価の動きで柔軟判断する

昔は、決算の数字を見て、前年と比べて良い数字なら、良い決算、逆に悪い数字であれば悪い決算と考えていました。

それで良い決算と判断した後に株価が下落すると「なぜ良い決算なのに株価が下がるんだ?理不尽だ!」と考えていました。

今では、決算の数字を見た上で、その後の株価がどちらに動くかを見て良い決算、悪い決算と判断するようになりました。

決算の数字を見て判断せずに、市場の反応を見てから判断するようになりましたね。

今の株価がどの程度の期待を折り込んだものなのか、決算はその期待値と比べてどうだったのか、を考えるようになりました。

良い決算とは、その市場の期待値を超える決算(=決算後に株価が上昇する)ですね。

数字だけで判断しない、柔軟で謙虚な姿勢が大切と思います。

(Yahoo! ファイナンスの掲示板の書き込みを信じてはダメです!笑)

■ 決算跨ぎで儲けようと考えない

よほど自身があるなら別ですが、良い決算が出ると信じて、決算直前に買って儲けようとするスケベ心は捨てたほうが良いですね。

そういうパターンはたいてい裏切られますから・・・。(私も何度も経験しています。笑)

本当に良い銘柄であれれば、決算の結果を見てからでも十分に間に合います(特に中小型銘柄は)。その後の上昇にも十分に乗って行けます。

株価は下げるのは一瞬ですが、上がるのはじわじわと進んでいくものです。

株価は決算の結果を受けて、(ある程度)妥当な価格に是正されるものです。

株価が上がり過ぎていたものは下がるし、下げ過ぎていたものは上がります。その株価を見てから売買の判断をするのが良いかなと思います。

■ 決算の結果で一喜一憂しないのが良い投資

保有株が、その決算の結果で株価が上昇したら嬉しいですし、逆に株価が下落したら悲しいものです。

これは仕方のないことですが、必要以上に決算の結果で自分の感情が振り回されるのは良くないなと思います。

決算後の株価の変動に魅せられていては、ギャンブルと変わりません。

長期投資であれば、一回の決算による株価の変動で一喜一憂することはありませんね。

長期的に成長する企業の株であれば、長くじっくりと保有したいものです。それが一番儲かりますね。

決算後の株価変動に感情が振り回されて疲れてしまうようでしたら、ETFや投資信託に切り替えるのも良いアイデアかと思います。

ETFや投資信託であれば、決算で一喜一憂する”決算疲れ”はありませんね。

■ まとめ

決算時期ですので、決算に対する考え方、心構えについて書いてみました。以下にまとめます。

  1. 良い決算、悪い決算は決算後の株価の動きで柔軟に判断する
  2. 決算跨ぎで儲けようとしない
  3. 決算の結果で一喜一憂しないのが良い投資

決算は、その成績と株価の変動を見て、「市場の期待値がどこらへんにあるのか」を確認する作業が大切だと考えています。

「これだけ良い決算でも株価が下がるのであれば、市場の期待値はかなり高いところにあるな」といったことを考えるのが大切と思います。

市場の期待値をどれだけ超えられるか、が株式で儲かるために重要なことです。

この期待値は目には見えないものなので、決算とその後の株価の動きを見て期待値がどこらへんにあるのか考えて投資判断ができると少しレベルアップできるのかなと思います。

決算前後の株価の激しい動きにストレスを感じるようであれば、ETFや投資信託を積極的に利用することをおすすめします。

以上

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