つみたてNISAと上手に付き合うために

資産運用
スポンサーリンク

つみたてNISAは、万人向けの資産形成のための強力なツールです。

利益に対して20年間非課税で、対象となる投資信託は低コストのインデックスファンドか、長期的に実績のあるアクティブファンドとなっています。

つみたてNISAは非常に魅力のある制度で、20年後を見据えた資産形成には大きなメリットがあります。

私は、2020年は一般NISAを、2019年はつみたてNISA、2018年以前は一般NISAを利用していました。

NISAは一年ごとに一般NISAか、つみたてNISAかのどちらかを選択することができますね。

私はつみたてNISAより一般NISAが使いやすいと思ったので、2020年は一般NISAに戻しております。

私の考えるそれぞれのNISAの特徴は下記記事でまとめております。ご参考いただければ嬉しいです。

一般NISAとつみたてNISAはどちらが優れているのかと考えると、多くの人にとってはつみたてNISAのほうがメリットが大きいと考えます。

その理由は、つみたてNISAのほうが、①トータルの非課税対象となる合計金額(40万円×20年)、②長期×インデクス投資の期待値の高さ、に利点があります。

今回は、私の経験(一般NISAとつみたてNISA両方経験)から、つみたてNISAとうまく付き合う、継続して投資するためのポイントについて提案したいと思います。

つみたてNISA口座はあまり見ない(忘れるくらいが丁度いい)

つみたてNISAは20年レベルの長期投資を前提にしています。

(もちろん途中で換金するのは全然問題ありません。)

日々の値動きは見ない方がいいです。値動きを見ると売りたくなります。(利確したり、損切りをしたくなります)

そのためには、いつも使っている(よくアクセスする)メインの口座とつみたてNISA口座は証券会社を分ける工夫もありだと思います。

私はメイン口座(楽天証券)でつみたてNISAを開設したので、つみたてNISAの損益をついつい見てしまい、最終的には1年目の終わりに全売却してしまいました。

選ぶ投資信託はシンプルに

つみたてNISAの対象となる投資信託は金融庁指定のものですが、それでも種類は100種類以上あります。

ネットで調べてもいろいろな投資信託がおすすめされており、どれを選ぶか迷ってしまいがちですが、シンプルにインデクスファンドを一種類を選びましょう。

いろいろな投資信託を複数並べてパフォーマンスを比較しようと考えたりしますが、1種類だけ積立しましょう。いろいろ比較しようとすると、売りたくなりますので要注意です。

インデックスファンドの積立も下記3種類の派閥があるかと思います。

① 全世界分散投資・・・王道の分散投資

② 先進国株式インデックス・・・日本を抜いた先進国の株式に投資

③ 米国株式インデックス(S&P500)・・・高成長の米国

どれに投資したら良いか迷ったら①の世界分散投資を選んでください。これが王道です。

②は、株式市場の発達していない新興国投資を除きたいと考える方。つみたてNISAで日本株式に投資する必要はないと考える方。(個別株で日本株に投資している方など)

③はアメリカの成長は今後も続くと考える方、が選んだら良いと思います。

①、②、③それぞれのおすすめファンド紹介します。個人的なチョイスです。

①全世界分散・・・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

②外国株式インデックス・・・ニッセイ外国株式インデックスファンド

③米国株式インデックス・・・楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)

必ずしもクレジット決済しなくてもOK

楽天証券であれば投信の積立設定にクレジット決済できます。さらに楽天カードであればポイントも付与される(1%)ので、楽天カード×つみたてNISAはおすすめパターンとしてよく紹介されています。

私もこのパターンでつみたてNISAの積立設定をしていたのですが、毎月3~4万円がクレジットカードの請求書に上乗せされることが少しストレスに感じました。

本当にこれは個人的な感覚になるのですが、わざわざポイントのためだけにクレジットカード決済しなくてもいいかと思います。

普通に証券口座から引き落としたり、銀行口座からの引き落としでも良いと思います。

無理にポイントを取りにいく必要はありません。

つみたてNISAの制度に対する要望

現行のつみたてNISAの制度に対して個人的に改善して欲しい点について書きます。

〇上限金額を12で割り切れる金額にしてほしい

多くの人が感じていることかと思いますが、今の制度では上限が40万円で、ひと月当たり33333万円になるので少し調子が悪いですね。せめて上限48万円(月4万円)にして欲しいですね。

〇一括投資にも対応してほしい

年初に一括で40万円投資というようなことができたらいいな思います。(つみたてではなくなりますが・・・)

証券会社によっては、つみたて設定を月に100円にして、指定の月を増額設定にして残りの39,8800円を疑似的に一括投資する方法も可能です。

まとめ

自分がつみたてNISAが続かなかった経験をふまえて、どのように対策したらいいか、どうつみたてNISAと付き合ったら良いか考えました。以下まとめます。

■ つみたてNISA口座は忘れるくらいが丁度良い(証券口座を分けてもよい)

■ 積立する投信は一種類にする。迷ったら世界分散を選ぶ。

■ クレジットカードのポイント付与にこだわり過ぎない。

以上、参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました