私は、投資をはじめてから、6年ほどになります。
現在の投資スタイルは、かなりごちゃ混ぜにはなっているのですが、主に次の3つをメインとしたものになっています。
【私の主な投資スタイル】
- 日本株、米国株の個別株投資
- ETFによるインデックス投資とセクター投資
- 投資信託の個別投資
それぞれの投資スタイルごとの金額比率は次のグラフのようになっています。
日米の個別株投資で資産額の3分の1程度、ETFでさらに3分の1程度となっています。もう少し日本株に投資しているつもりでしたが、全体でみると16%ほどしかありません。
それぞれの投資スタイルを少し細かく紹介します。
日本株
日本株は、中小型の成長株と、株主優待株、さらに高配当株を少し保有しています。それぞれ次ようなかんじです。
- 中小型成長株・・・四季報を中心銘柄発掘。
- 株主優待株・・・マクドナルド、オリックス、KDDIといった有名なものを保有
- 高配当株・・・オリックスや、兼松エレクトロニクスなどの高配当株をNISAで保有
高配当株と株主優待株は一部重複しますが、高配当株もただ高配当というものではなく、営業利益、配当額が伸びているもの(いわゆる配当成長が見込めるもの)を選んでいます。
優待株も同じく、株主優待を獲得することが目的とならないように、そもそもの会社の魅力があるもの(売上や利益の推移、財務状況に魅力があるもの)を選ぶようにしています。
株主優待はオマケ程度と考えるべきですが、やっぱり株主優待をもらうことはとても楽しいものです。日本株独自の楽しみ方ですね。
米国株
米国の個別株投資は、有名な大型株を保有しています。選定基準は、我々の生活に欠かせないもので、今後も成長が見込めるものを選んでいます。保有銘柄数は、4銘柄ほどです。売買頻度はかなり低く、長期投資志向です。
- よく知っている優良な大型株中心
- 私たちの生活に身近なもので、欠かせないもの
- 今後も持続的な成長を期待できるもの
アメリカの優良大型株は、大型株であっても新興株のようなエネルギッシュな売り上げの伸びを見せてくれますね。投資家にとって、とても魅力的な企業が多いのが米国株式ですね。
ETF
ETFの大半を占めるのが、S&P500の日本円のETFである1557です。
それ以外は、VTIやVYM、VDCといった米国ETFを保有しています。
1557は、市場全体が下落したときにスポット購入しています。今年であれば1~2月の金利上昇懸念、ロシアのウクライナ侵攻による世界情勢不安による株式市場が大きく傾いたタイミングで購入しています。
- 米国のS&P500を中心としたインデックス投資
- 市場全体が下落したときのスポット購入
- 他の資産に対するベンチマーク用
コツコツとETFを購入しているうちにいつの間にか私の資産のコア資産に成長してきました。S&P500をコア資産とすることは、安定的な資産の成長が見込めるように思います。
インデックス投資をコアにしつつ、サテライト的に個別株投資をすることは、個人的にもおすすめです。インデックス投資のデメリットである「退屈さ」を個別株投資で補うことができますね。
インデックス投資は他の資産に対するベンチマークにもなります。指数を見ればインデックス投資のパフォーマンスは把握できるのですが、自分で保有することで、よりリアルにインデックス投資のパフォーマンスと自分の個別株投資のパフォーマンスを比較することができます。
投資信託の積み立て投資
私の場合、毎月、3万円分のセゾン投信と、企業型DCを1.8万円ほど積み立て投資を行っております。セゾン投信は、バランスファンドとアクティブファンドの両方を積み立て投資しています。企業型DCは外国株インデックスファンドを積み立てしています。
- 毎月5万円弱の投資信託の積み立て投資
- バランス、インデックス、アクティブファンドにそれぞれ投資
- 今後はつみたてNISAに移行することも検討
私は、NISA枠は一般NISAを使っているのですが、今後、一般NISAも2階建てNISA(1階部分は積み立て投資、2階部分は個別株投資可能)に制度が変更されることもあり、NISAは積み立て投資が必須となりますね。そのときは、今の積み立て投資をもう少し整理する必要があります。新NISAが良いか、つみたてNISAが良いかは今後の検討が要ります。
まとめ
私の投資スタイルとそれぞれの方針について紹介しました。
かなりごちゃ混ぜ投資スタイルですが、長年あれこれしている間に今の投資スタイルに落ち着いています。
投資もそのときの相場環境によって、流行りがあります。成長株がもてはやされるときもありますし、高配当株投資が流行るときもあります。インデックス投資もずっと根強い人気があります。
ひと昔前は、高配当株は終わりのような言われ方をしていましたが、ここ最近はまた人気が復活しているよう思います。その時々にパフォーマンスの良い投資スタイルが大きく取り上げられるので、冷静に判断する必要がありますね。
いろんな投資スタイルがありますが、それぞれメリットーデメリットがあり、相場環境次第で流行があります。
自分とは違う投資スタイルを否定するのではなく、一部取り入れてみて、合わなければやめればいいし、合うようでしたら、自分の投資スタイルに一部取り入れて、自分自身の投資スタイルをアップデートするのが良いように思います。
みなさまの投資方針、投資スタイルを考える上で参考になれば幸いです。
以上
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