【四季報】2022年春号(個人的)ピックアップ銘柄(27銘柄)

資産運用
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さて、四季報春号が発売されて1週間ほど経過しました。

私は、毎号四季報を買って、すべての銘柄のチェックをしています。四季報の読み方は「はっしゃん式」を使い、チャートを基準にして短時間ですべての銘柄のチェックをしています。具体的な方法は以下、はっしゃんさんの動画を参考にいただけたらと思います。

今回の四季報は、はっしゃん式をベースに以下の4つ基準により、個人的な注目銘柄を27銘柄ピックアップしてみました。

  1. チャートが右肩上がり(半年以内に高値を付けている)
  2. 売り上げ、営業利益が毎年増加傾向
  3. PERが50倍以下
  4. 営業利益率が10%以上(小売り、商社系は5%以上)

この1~4のプロセスをそれぞれ何度も繰り返して、よりよい銘柄を選別しています。

2022年春号の四季報からは、以下の27銘柄をピックアップしてみました。予想PER、特色は四季報より引用しています。

■ 個人的注目銘柄27選

コード銘柄名予想PER特色
2737トーメンデバイス6.7サムスン電子製品に特化した半導体商社
3294イーグランド5.5マンション・戸建ての中古再生事業
3458シーアールイー9.3物流施設の開発・管理が柱
3496アズーム28.0駐車場のサブリースが主力
3626TIS17.1独立系SI大手
4062イビデン15.4インテル向けICパッケージが主軸
4765モーニングスター35.1金融機関の有価証券運用受託が柱
4966上村工業11.2めっき用化学品首位
4980デクセリアルズ13.5ニッチな電子部材・材料に強い
5214テクノクオーツ16.1半導体製造向け石英部材の専業
5384フジミ18.4ウエハ用研磨剤大手
6254野村マイクロ・サイエンス11.1超純水装置の大手
6264マルマエ21.5液晶、半導体、太陽電池製造装置の精密部品加工業
6323ローツェ16.8ウエハ、ガラス基板の搬送装置を製造
6490日本ピラー工業9.8半導体製造装置向け継ぎ手が利益柱
6723ルネサスエレクトロニクス11.8日立、三菱電機、NECの半導体が統合
6758ソニーグループ17.0イメージセンサ、ゲーム、音楽・映画分野に重点
6855日本電子材料7.2半導体検査用プローブカード大手
6890フェローテックHLD4.5真空シール世界シェア6割
6966三井ハイテック32.1ICリードフレーム、モーターコア大手
6967新光電気工業12.6半導体パッケージ大手、主顧客はインテル
7079WDBココ20.1医薬品の安全性情報管理サービス委託業務で実績
7228デイトナ5.22輪車部品・用品の企画、卸売りを手がける
7816スノーピーク32.0キャンプ用品、アパレル製造販売
7839SHOEI26.0高級ヘルメット製造世界首位級
8031三井物産5.3三井グループ中核の総合商社
9824泉州電業14.4電線専用商社。即納強み

直近の数か月は、米国の利上げ懸念や、ロシアのウクライナ侵攻により株式市場が大きく下落しています。今回のチャートの確認は、これらの要素を差し引いて考えています。

今回ピックアップした銘柄は、半導体関係の銘柄がとても多かったです。27銘柄中16銘柄が半導体に関係するものでした。

まだまだ世界的には半導体不足の流れが続いていますので、半導体業界には追い風となっていますね。

半導体関係の銘柄は、業績が景気動向に左右されやすいですね。株価右肩上がりで、PERが低い今がピークの可能性があることは注意したいですね。PERの低さを高く評価しないようにしたいです。

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まとめ

毎号恒例の四季報の個人的なピックアップ銘柄の紹介をしました。基本的には「順張り」的な銘柄選定となります。

最近は株価の下落が大きく、右肩上がりの銘柄でも大きく売られているものがほとんどです。押し目買いのチャンスと見ることもできますね。

心理的にも、右肩上がりの銘柄の外部的な要因による株価の一時的な下落は買いやすいタイミングですね。

とはいえ、損切りはしっかりとしないといけません。成長銘柄は株価が天井をつけるとみるみる下がるので、盲目的にならずに、買値からある程度下がったところで速やかに損切りすることが大切です。特にPERが高い銘柄ほど、上がりやすく、下がりやすいように思います。

相場全体が下がっているときほど、きらりと光る銘柄は見つけやすいように思います。

ある程度の分散と、損切りは忘れずに!

みなさまの銘柄選びの参考になれば幸いです。

以上

前回の四季報からのピックアップ銘柄はこちらから

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