【書評】自分をよろこばせる習慣

書評
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今日の記事は書評を書きたいと思います。

田中克成さんの著者で「自分をよろこばせる習慣」を紹介します。

本書の概要

この本は、自分をよろこばせるための習慣を77個紹介してくれます。

本書では、「喜ばせる」ではなく「悦ばせる」と表現されています。どちらも「よろこぶ」ですが、「悦ぶ」はどんなイメージを抱くでしょうか?

どちらかというと、自己満足に近いよろこび、「ムフフ…」というような声が聞こえてきそうですね。

そんな、自分のテンションを上げてくれるためのオススメの習慣について本書では紹介してくれます。

参考にしたいと思った習慣

私が参考になった、なるほどなと感じた習慣を紹介したいと思います。

14 プチ旅行で人生の幅を広げる

なかなか自分の殻を破れない人の多くは、行動範囲がいつも同じで生活に変化や刺激がありません。

人生を変えたいなら、内面を変えようとがんばるよりも、まずは行動を変えてしまったほうが圧倒的にスピーディーです。

遠出をしなくても近所の観光名所やキャンプ場でも良いとのことです。

ここで一番大切なのは、時間がないとか、お金がないと、自分には難しいとかの言い訳を考えてしまうのではなく、まずは行動から始めてみることです。

難しいことでなくても、小さいことでも、「これをやる」と決めて、とりあえず行動してみる。

行動してみたら「意外とできるな」と。その自信をつけていくことが人生を打開することに役立つと思います。

31「いつか、いつか」は、いつか必ずやってくる

今すぐに実行できなくても構いません。まずは口だけでいいので自分が行動を起こせるその日まで、「いつか、いつか」と、夢や目標を言い続けてください。

「いつか〇〇したいよね」って言いがちですよね。あまり良い意味では捉えられませんが。

でも、夢と目標を周囲に言い続けること、って大事ですよね。不言実行でも良いのですが、周りに言い続けることで、思いがけないご縁ができ、協力をもらえることもありますね。

周囲に言い続けることで、自分にも適度なプレッシャーがかかりますし。自分の潜在意識にも訴えかけていきましょう。

61 できないことは「できない」と認める

自分自信が嫌いな人の多くは、できないことを「できない」と言えない人です。

(できないことを)人にお願いできると、嫌いな自分でいる時間を減らせて、必然的に好きな自分でいられる時間を多く過ごせます。さらに、自分の凡ミスで迷惑をかけることがなくなり、収入も気分も上向いていくのです。

できないことを、できないと認めることは簡単ではありませんね。プライドが邪魔します。(私もそうです…)

でも自分自身のできないことを認めて、その上で工夫することはとても大切ですね。

全部自分だけでやろうとせずに、苦手な仕事は他人に頼る。まずは小さいことをお願いしてみることから始めてみましょう。

75 ビビったらGO!

(プロ野球のスカウトを3回断った父が)「プロに行って結果を残せなかったら……」そんな不安を克服することができずに断ってしまった、深く後悔したそうです。

後悔と共に生きていく人生では、悦ろうにも悦れません。たった一度の人生です。ビビったらGO!自分自身の背中を押す言葉として使ってみてください。

私の転職活動で、エントリーボタンを押そうかどうか迷っていたときにこの言葉が浮かびました。

自分の心理状態を客観的に見ることができました。「今、自分はビビっているな、とういことはGO!だな」と。

人間の思考には「現状維持バイアス」があるので、人生の方向性が変わってしまうような決断は、ビビって見送ってしまうことが多いですね。そんな時に思い浮かべたい言葉ですね。

まとめ

「自分をよろこばせる習慣」を読みました。

今回取り上げた習慣は、直接「自分をよろこばせる」ものではありませんんが、自分の人生の長期的な「悦び」をもたらしてくれるものかと思います。

本書の77の習慣は、2ページで完結するものなので、サクサク読めました。

自分の興味があるもの、役立ちそうな習慣をピックアップして読むと効率よく「自分をよろこばせる習慣」が身につくと思います。

以上

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