私は、いわゆる一般NISAを今年も選択しています。
一般NISAは毎年120万円分の非課税の投資枠がありますね。一般NISAの楽しみとして、この120万円分の枠をどのように使うか考えるのが楽しみだったりします。
2022年は、相場環境は不安定な状態が続いています。特にグロース株には、厳しい展開となっています。
そのような厳しい状況のなかで、NISA枠を使った投資は、どの銘柄を買うか決断が難しいと感じています。(最もNISAの恩恵を受けやすいグロース株に投資しにくい環境です。)
かなり苦戦を強いられている、2022年のNISAですが、2022年4月時点での使用状況と、損益について確認したいと思います。
2022年NISA枠の使用状況
2022年のNISAの使用状況はこの円グラフのようになっています。
買い付け可能額が残り20万円分ほどあります。
日本株に30万円程度、米国株(ETF)に50万円ほど、投資信託に20万円くらいの使用状況です。直近2か月ほどは新規の買い付けは行っていません。
投資信託の中身も米国株(楽天VTI)なので、残りの買い付け枠は日本株を選択したいところです。そのほうがバランスが取れそうです。
日本株は、インデックス投資にあまり期待できないので、個別株か日本株のアクティブファンドへの投資が候補となりそうです。20万円以下で有望な成長株があれば、タイミングよく仕込みたいところです。
2022年NISAの損益
つぎに2022年NISAの損益を確認します。以下の表のような損益になっていました。
買い付け額 | 評価額 | 損益 | |
日本ピラー工業 | 307,500 | 266,400 | -41,100 |
VDC | 435,826 | 506,427 | +70,601 |
VYM | 26,373 | 29,088 | +2,715 |
楽天VTI | 230,000 | 257,133 | +27,133 |
合計 | 999,699 | 1,059,048 | +59,349 |
損益自体は、なんとかプラスとなっています。日本株が足を引っ張っていますが、米国株がプラスなので助かっています。
ただ、米国株自体もドルベースでの損益はほぼマイナスで、最近の円安によって、円ベースで見たときの損益はプラスになっている状況です。
円安に助けられたかたちですね。全体的にはかなり厳しいと感じています。
NISA口座で保有している「日本ピラー工業」について
日本株の日本ピラー工業は、損益は大きくマイナスで、この記事の執筆時点でマイナス13%ほどの含み益となっています。NISA口座でなければ損切りしているレベルです。
日本ピラー工業も指標的にも、業績的にも悪くはないので、せっかくのNISA口座ですので、継続保有しています。
株価と業績について確認します。
日本ピラー工業の4月22日時点の株価は、2,664円で、PERは8.99、PBRが1.28(配当利回り3.38%)となっています。現在の株価は、年初来安値付近の株価水準となっています。
業績は、第3四半期終了時点で、経常利益は、対会社予想進捗率85%となっています。進捗状況は好調ですね。今期の経常利益は前年比で約2倍の予想です。
成長性も問題ないですが、半導体装置関係の部品会社ですので、景気変動の影響を受けやすいとみられ、現在のような割安な水準となっていると予想します。
決算ミスがない限りは辛抱強くホールドしたい銘柄です。(ちなみに株主優待もあり、100株保有で年1回、1500円分のクオカードがもらえます。さらに3年以上継続保有で500円アップとなります。)
まとめ
2022年一般NISAの使用状況と損益について確認しました。
全体的には厳しい状況が続いていますが、NISA枠に米国株が多く含まれていいたことから、直近の円安によりNISA枠の損益はプラスとなっていました。
円安ですので、残りのNISA枠は日本株に投資したいと考えています。
日本の個別株は選択が難しいですが、直近の相場環境により、成長性のある銘柄は割安になっているものが多いので、中長期的に成長が期待できるものを選んで投資したいと思います。
以上
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