9月16日は四季報秋号の発売日です。
私は、毎号、全銘柄のチャート等をチェックし、「これは!」と思う銘柄をブログで紹介しています。
前回の2022年夏号の注目銘柄24選の記事はこちら
本記事は、前回の四季報ピックアップ銘柄の株価が、3か月を経過後、どのように変化したのか紹介します。
ピックアップ銘柄が本当に株価上がるのか、答え合わせの記事です。
さっそく確認してみましょう!
ピックアップ銘柄の株価推移
四季報夏号に記載されている、5月末時点の株価と、3か月後の8月末時点の株価を比較します。
コード | 銘柄名 | 予想PER | 2022/05末の株価 | 2022/08末の株価 | 増減率 |
1414 | ショーボンドHLD | 25.7 | 5780 | 6030 | 4.32% |
2471 | エスプール | 42.3 | 1225 | 1085 | -11.4% |
2737 | トーメンデバイス | 7.6 | 6050 | 5670 | -6.28% |
2986 | LAホールディングス | 5.2 | 2216 | 3050 | 37.6% |
3774 | インターネットイニシアティブ | 24.4 | 4735 | 5070 | 7.07% |
4251 | 恵和 | 12.2 | 4725 | 4450 | -5.82% |
4746 | 東計電算 | 15.9 | 6110 | 6590 | 7.85% |
4966 | 上村工業 | 11.0 | 7240 | 6540 | -9.66% |
4980 | デクセリアルズ | 12.5 | 4350 | 3915 | -10% |
5384 | フジミ | 14.2 | 5860 | 6480 | 10.5% |
6061 | ユニバーサル園芸社 | 11.4 | 2763 | 2830 | 2.42% |
6254 | 野村マイクロ・サイエンス | 11.1 | 4255 | 3710 | -12.8% |
6264 | マルマエ | 16.0 | 2117 | 2080 | -1.74% |
6361 | 荏原 | 11.0 | 5550 | 5320 | -4.14% |
6490 | 日本ピラー工業 | 8.2 | 2891 | 2615 | -9.54% |
6723 | ルネサスエレクトロニクス | 9.2 | 1524 | 1324 | -13.1% |
6758 | ソニーグループ | 17.2 | 12115 | 11135 | -8.08% |
6866 | HIOKI | 17.2 | 7160 | 6810 | -4.88% |
6890 | フェローテックHLD | 7.8 | 3035 | 3225 | 6.26% |
6967 | 新光電気工業 | 9.4 | 4745 | 3930 | -17.1% |
7228 | デイトナ | 5.1 | 2971 | 3365 | 13.2% |
7816 | スノーピーク | 30.8 | 2754 | 2184 | -20.6% |
7839 | SHOEI | 24.1 | 4830 | 5550 | 14.9% |
9766 | コナミHLD | 20.8 | 8800 | 7080 | -19.5% |
参考 | TOPIX | – | 1912 | 1963 | 2.66% |
比較として、TOPIXは、5月末は1912ポイントで、8月末は1963ポイントとなっており、プラス2.66%でした。
このTOPIXの株価増加率と比較すると、この数字より良かった銘柄は、24銘柄中8銘柄でした。
勝率は33%でした。何とも言えないですね・・・。
全体的に苦戦している銘柄が多かったですね。特に半導体関係の銘柄は株価低下しているものが多かったです。
物価高⇒金利上昇⇒景気後退の懸念から、景気敏感な半導体銘柄が売られる傾向がありました。
PERと株価増減率の関係
参考程度に、四季報に掲載されているPERと、株価増減率の関係をグラフ化してみました。
先ほどの表のPERを横軸に、増加率を縦軸にプロットしています。
こちらも何ともいえない傾向ですが、どちらかというと、直近3か月は、低PERの割安銘柄の株価が好調であった、と言えそうなデータです。(あくまでも、私のピックアップ銘柄での傾向です)
まとめ
前回の四季報ピックアップ銘柄を株価推移を整理してみました。5月末の株価と、3か月後の8月末の株価で比較してみました。
ピックアップ銘柄の成績は、24銘柄中8銘柄がTOPIXを超える成績でした(勝率33%)。
参考程度に、PERと株価増減率の関係について調べてみましたが、この3か月間は割安銘柄が比較的強い傾向でした。
3か月という期間は短期~中期かなと思いますが、長期保有するか否かの目安になる期間と思います。
この最初の3か月を無事に抜けたものを長期保有し、含み益を伸ばしていくイメージが大切かと思います。
以上
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