2021年4月時点のセゾン投信の損益(楽天VTIと一年間のパフォーマンスの比較も)

資産運用
スポンサーリンク

不定期更新ですが、保有しているセゾン投信の損益についての確認記事です。

【この記事のトピック】

  • 保有しているセゾン投信の各ファンドの含み益は、それぞれ20%以上に成長
  • セゾン資産形成の達人ファンドと楽天VTIの直近一年間のパフォーマンス比較
    • リターンは楽天VTI、シャープレシオは資産形成の達人ファンドが優れる

セゾン投信は比較的古い、歴史のある投資信託ですね。

つみたてNISAの対象ファンドにもなっており、その実力は折り紙つきです。

そんなセゾン投信ですが、私もお気に入りのファンドで、毎月積み立て投資しています。

投資額は毎月3万円で、そのうち1万円をセゾンバンガードグローバルファンドに、残りの2万円を資産形成の達人ファンドに投資しています。

【毎月のセゾン投信の積み立て額】

  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド:一万円
  • 資産形成の達人ファンド:二万円

一時的に積み立ての停止や、一部利益確定をしましたが、2015年くらいからセゾン投信を利用しており、付き合いの長いファンドです。

愛着のある存在です。

■ セゾン投信の各ファンドの損益

私の保有しているセゾン投信の現在の損益がこちらになります。

昨今の相場の好調さもあってか、それぞれのファンドも順調に含み益を伸ばしています。

完全放置でここまでの成績を維持してくれるのは頼もしい限りです。

将来的にはバランスファンドと達人ファンドが1:1になるように投資額を調整していく予定です。

現在の積み立て額を継続すれば、およそ5年以内に両ファンドの評価額が同じくらいになると予想しています。

ちょっと時間がかかりすぎですので、どこかで達人ファンドのスポット買いをするかもしれません。

■ 資産形成の達人ファンドと楽天VTIとの比較

最近は、低コストのインデックスファンドが増えてきたためか、資産形成の達人ファンドのようなアクティブファンドの存在感がかなり薄れていると感じます。

どうしてもコストは比較しやすいので、高コストのアクティブファンドは人気がなくなる運命にあるのかもしれませんね。

とは言っても、リターンとリスク(値動きの粗さ)も合わせてファンドの評価はしたいものです。

今回は(今回も)、アクティブファンドである「セゾン資産形成の達人ファンド」とインデックスファンドでコスト、リターンが素晴らしく優秀な「楽天VTI」で一年間のリターンとリスクについて比較したいと思います。

青線:資産形成の達人ファンド
ピンク線:楽天VTI

直近1年間のリターンはやはり楽天VTIが優秀でした。

セゾン資産形成の達人ファンドもかなり健闘していますが、直近の1~2か月で楽天VTIが一気にひっくり返したようなチャートです。

データで定量的に確認します。

セゾン資産形成の達人ファンド

楽天VTI

注目すべきは、トータルリターンとリスクです。

【セゾン資産形成の達人ファンド】
トータルリターン:54.33%
リスク:12.18
シャープレシオ(リターン/リスク):4.46

【楽天VTI】
トータルリターン:61.63%
リスク:15.74
シャープレシオ(リターン/リスク):3.92

トータルリターンは楽天VTIが優れ、リスクは、資産形成の達人ファンドが優れることが分かります。

リスクとリターンの比であるシャープレシオで見ると、セゾン資産形成の達人ファンドの方が優れていますね。

(直近一年のデータでの比較であることはご注意ください。)

以上のデータから見ると、リスクを大きく取ってでもリターンを取りたい人は「楽天VTI」、比較的リスクを抑えながらリターンを効率的に取りたい人は「セゾン資産形成の達人ファンド」を選ぶのがいいのかもしれません。

ふたつのファンドを比較して、特徴をまとめると以下のようになります。

【セゾン資産形成の達人ファンド】

  • 比較的リスクを抑えながら効率的にリターンを追い求めたい人向け
  • 比較的大きい額で一括投資に向いているかもしれません

【楽天VTI】

  • ある程度リスクを取りながらもリターンを追い求めたい人向け
  • 比較的少額で積み立て投資向けかもしれません

■ まとめ

セゾン投信の成績について確認をしました。

投資成績は順調で、含み益も少しずつ大きくなっていることを確認しました。

アクティブファンドであるセゾン資産形成の達人ファンドと、インデックスファンドの楽天VTIの一年のパフォーマンスについて確認しました。

ふたつのファンドを比較すると、楽天VTIのリターンの高さが分かりますが、効率的なリターンという見方では達人ファンドが優れている結果となりました。

ご自身のリスク許容度や投資額と相談しながら、どちらのファンドが良いか検討しましょう。

以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました