以前に四季報でピックアップした銘柄のその後の株価推移について検証したいと思います。
今回は、新春号でピックアップした銘柄のその後です。
こちらの記事でピックアップしたものです。
今考えると、この時にピックアップした銘柄はアタリが多かった印象でしたので、実際にどれくらいのパフォーマンスだったのか検証したいと思ったことがこの記事のキッカケです。
■ピックアップ銘柄の株価騰落率(2020年12月始~2021年8月6日)
ピックアップ銘柄は12月の始めの株価から2021年8月6日の終値基準で株価騰落率を算出しています。
およそ8か月間の株価推移の結果となります。
株価騰落率の一覧表はこちら。
結果をまとめるとこんな感じです。
・騰落率の平均は17.7%でTOPIXの10%に勝った
・TOPIX以上の成績の銘柄数は、23銘柄中11銘柄
・騰落率の最高は、ミダックで164%、最低は、Jストリームでマイナス53%
全体としては、TOPIXを上回る成績ですが、かなりバラツキが激しいように見えますね。
良いもの、悪いものがはっきりと分かれています。
騰がる銘柄を事前にある程度見極めることができたら良いのですが・・・
PERと騰落率に関係性があるか確認したいと思います。
■ピックアップ銘柄の騰落率とPERの関係
ピックアップ当時の騰落率と株価騰落率についてグラフに表してみます。
・PERと株価騰落率には相関が見られない
・PER40あたりが勝率が高めの傾向
今回も、なんですが、やはりPERとその後の株価騰落率は相関はなさそうです。(8か月間での検証ですが)
半年程度の中期でも株価予想は難しいですね。まあ、そんな簡単にいかないのが株式投資なんですね。
まとめ
四季報新春号でピックアップした銘柄のその後の株価騰落率について確認しました。
全体としては、TOPIXを上回る成績でした。はっしゃん式の成長株投資の有効性が確認できたといえそうです。
相変わらずPERによるリターン検証はうまくいかないですね。
未来は予測不可能ですから、しっかりと銘柄の分散と損切りは徹底したいと思います。
以上
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