今回読んだ書籍は、メンタリストDaiGoさんの「人を操る禁断の文章術」を読みました。
面白い本でした。一気に読んでしまいました。(だいたい2時間くらいで読めます)
感銘を受けたフレーズを書きだします。
・文章とは、読まれるために書くものではない。行動させるために書くものだ。
・私たちは想像力のスイッチを”カチッ”と入れられると、あとは勝手に行動へと移してしまう。
・「自分が何を伝えたいか」でなく、「この文章を読んだときに相手にどんな行動をして欲しいか」で考えること。
・文章を書くときに、あえて情報量を少なくすることで読み手の想像力を利用することができる。
文章とは何か、他の画像、映像のような情報と何が違うかというところから考えます。
何だと思いますか?
・・・
文章は、情報量が少ないがゆえに読み手の想像力を使うことができることが最大の特徴といえます。
イメージは、マスクを着けている女性ってなんか美人に見えますよね。それはマスクで隠れている部分を(都合よく)想像して補っているためです。このマスクをつけている女性こそが文章だと考えてください。魅力的に見えますよね?・・・おそらく語弊があります。笑
この人間のもつ想像力にうまく訴えかけることで、読み手に行動を起こさせましょう、というのが「禁断の文章術」となります。
身近な例としては、商品のキャッチコピーではないでしょうか。
良いキャッチコピーは、「この商品は何だろう」、「どんな商品だろう」と、興味を持たせ、想像させて、商品の購入につなげるものですね。
キャッチコピーというものは、シンプルな短い文章で、人間の興味を引き付けます。
このとき人間は想像力を働かせますね。例えばその商品を使っている自分を想像したりします。この想像が自分にとって楽しいもの、ワクワクさせるものであったら商品の購入を検討するでしょう。
この状態が、書き手が読み手の想像力をつかって行動(商品の購入)を起こさせているということになります。
この本を読むとこのようなことが具体的に、深く学ぶことができます。面白い本です。
想像力に訴えかける文章にしよう(不足があってもOK)
この本を読んだ後、自分のブログを見返してみました。
どんなブログが読者が多かったか、読者の反応が多かったか。
そうすると見えてくるのが、細かく丁寧に間違いがないように書いたような記事はあまり人気がありませんでした。
書評の記事でしたら、その書籍の内容をうまくキレイにまとめたようなものは不人気でした。自分のアウトプットとしては良いのですが、人に読んでもらう、行動につなげてもらうものと考えたら、間違ったものだったんですね。
逆にざっくりとイメージを伝えたもの、実際に読んで自分の行動やスキルがどう変化したかを伝えたものは評判が良かったです。
要は読者に、本の具体的な内容を想像させる、本を読んでどのように自分が変化できるか(メリットがあるか)を想像させる要素があったことが良かったのかなと思います。
書評だけでなく、ブログの記事を書くときは、読者にどのような行動を起こして欲しいか考え、目的を明確にすることが大事ですね。
まとめ
本書を読むまでは、文章は細かく誤解がないように頑張って書くのが良いことだと考えていました。しかし本書を読んで、不足があってもいいんだ、想像力にうまく頼るのが人を引き付ける、行動を起こさせる良い文章であると思えるようになりました。
この本を読んでブログをもう少し気楽に書けるようになったように思います。
文章だけでなく、日常の会話、仕事のメールなどに幅広く応用できる内容ですので、是非一度読んでみることをおすすめします。
ブログに行き詰っている方にも是非。あなたのブログにブレークスルーがあるかもしれません。Twitterのフォロワーさんを増やしたいと考えている方もどうぞ。
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以上
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