【書評】「30代を無駄に生きるな」

書評
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永松茂久さんの著書「30代を無駄に生きるな」を読みました。

この本を読んだキッカケは、書店をなんとなく見て回っていたときに目についたため、なんとなーく買ってみました。パラパラと立ち読みしたときに面白そうと思いました。

私も32歳になり、30代に突入しそれなりの時間が経過しました。

仕事、結婚、転職などなどいろいろと今後の生き方について考えることが増えたので、少しでも参考になるかと思い購入に至りました。

結果としては、買って良かったと思いました。内容はどちらかというと、ビジネスに関することが多めでした。

本の構成としては、30代のうちに身に着けたいスキル、教養、考え方、生き方を48のトピックで紹介してくれます。一つのトピックは数ページくらいのボリュームです。

本書から、参考になったものを3つ紹介したいと思います。

30代のうちに、知っておくべき「紹介」のルール

そして、よくトラブルの原因になりがちなケースがある。

これは紹介者を飛び越して、いきなり紹介された人とダイレクトにつながろうとしてしまうパターンだ。

紹介というものは繊細なもののようです。今までそこまで意識したことはありませんでした。

紹介者に礼を尽くし、紹介者に「飛び越された」と思われない立ち振る舞いが大事だそうです。

これは新たな発見でしたので今後気を付けたいと思います。

確かに、自分がだれかに誰かを紹介したと想定したとき、その人たち同士だけでやりとりしたり、仲良くしていると、自分がないがしろにされたと感じるかもしれないなと思いました。

紹介者を大切に

30代のうちに、良いメンターを持て

何よりも幸運だったのが、メンターと出会えたのが、人生の9割を決める30代の始まりの時期だったことだ。

メンター=師匠ととらえてください。

メンターを選ぶときの注意点として、「一分野につき一人」のメンターにすること。「この人だ!」というメンターを見つけたら、その人のアドバイスを素直に受け入れる純粋な心を持つこと。を言われています。

周りにも、すごく魅力的な人、ビジネスで成功している人、会社で仕事のできる先輩や上司がいるかと思います。そのような人をメンターにできたら良いですね。

Twitterでもこの人みたいになりたい、と思う人はたくさんいますので、勝手にメンターにしようと思います(心のメンター)。笑

30代は、何があっても葬式だけには足を運べ

人は結婚式に来てくれた人よりも、葬式に来てくれた人を忘れることはできない。

著者も母の葬式に来てくれた人のことを決して忘れることはできない、と書かれています。

葬式は大切なんですね。「おめでとう」は後からでも言えますが、「さよなら」はその日しか言えませんもんね(本書に書いてありました)。

私自身、祖母の葬式に行かなかったことを今でも心残りに感じています。墓参りは帰省の度に行っていますが、葬式にもきちんと行くべきでした。多少無理してでも。後々、後悔が残ります。

この項目を読んで、より一層葬式には行かないといけないなと実感しました。

葬式は大切に

まとめ

30代になって、「生き方」について考えることが多くなってきました。

本書ではその「生き方」の方針のヒントが得られるのではないでしょうか。特に仕事関係の考え方、ノウハウが多く紹介されており、学びが多かったです。

全体的には広く浅いような印象がありましたが、大きな考え方、概念を吸収するにはちょうど良いのくらいの分量でした。

気になったものは、そこから更に自分で学習し、自分なりの考え方を深めていきたいと思いました。

以上

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