【書評】「貯金40万円が株式投資で4億円」を読んで日本株のバリュー投資に挑戦する

書評
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今日の書評は、有名投資家のかぶ1000さんの著書「貯金40万円が株式投資で4億円」です。

タイトルの由来は、著書が中学生の時に始めた株式投資の初期資金の40万円を株式投資で資産4億円にまで増やしたことによります。

著者は一度も就職もアルバイトもしたことなく、専業投資家としてこの金額にまで到達したらしく、その投資家としての腕前は相当なものがありますね。

そんな凄腕の専業投資家かぶ1000さんが本書ではその手法を分かりやすく解説してくれます。

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概要

本書の最初のほうは、かぶ1000さんの投資家としての歩みが書かれており、ネットがない時代の株式投資がどんなものだったかが分かりとても新鮮に感じられました。

その後は、かぶ1000さん流のバリュー投資の基本から始まり、後半の章にかけてより、詳しく具体的に解説してくれます。非常に分かりやすく、専門的な用語もしっかりと解説されています。

最後の章では、株式投資に対する思いをつづられており、本書を締めくくっています。

かぶ1000さん流のバリュー投資とは?

かぶ1000さんのバリュー投資のイメージを表す言葉は、「10000円が入っている財布を5000円で買う投資法」ですね。

本書でも出てくる言葉なのですが、この考え方をイメージして本書を読むと全体の理解がしやすいかなと思います。

グレアム流からヒントを得た投資法

「10000円が入っている財布を5000円で買う」ってどういうこと?そんなことがあり得るの?

と思いますよね。実際株式投資の世界ではこのようなことがあり得るのです。

ここで言う「10000円が入っている財布」が会社を表しており、少し雑な表現をするのであれば、1000億円分の資産を保有している会社の時価総額が500億円で評価されている(株価が値付けされている)状態を意味しています。

特に資産としては(現金や株券などの)流動性資産から負債を引いた額を引いた「正味流動資産」に対して、株価(時価総額)が安い株「ネットネット株」を重要視しています。

馴染みのない方には流動性資産や負債といった言葉は「?」となってしまいますね。

かぶ1000さんのバリュー投資をマスターするためには、決算書から、これらの流動性資産や負債などの項目を読み取れる必要があります。

決算書を読めることは、投資家としてのレベルアップには必ず必要なので、この際に読めるようになることをおすすめします。全く難しくはないです。少し勉強すれば決算書の必要なところは簡単に読めるようになります。

私が決算書を読めるようになったきっかけの本は、「世界一楽しい決算書の読み方」です。

初心者の方は、こちらの本も合わせて読むとよりかぶ1000さん流のバリュー投資を理解できるのかなと思います。

こちらも分かりやすく本当に楽しく決算書が読める名著です。

参考になるキーワードと文章

本書から参考になったキーワード、文章を少し紹介したいと思います。詳しくは本書を読んでみてくださいね。

・株式で長期的な資産形成をしたいなら、バリュー投資がもっともパフォーマンスが良く賢明な方法である(p.50)

・自分の頭で深く考えずに、トレンドを追うだけの投資は大きなリスクを伴います(p.75)

・なぜ割安なのかとういう理由を自分なりに調べて、そのストーリーを誰もが納得できるように説明できるレベルまで理解を深めてから買う(p.105)

・四季報で「3年以内に再評価されるタイミングが来る」とうい予想が立つ銘柄を探しています(p.158)

・グレアム指数が5.0未満を割安と評価(p.164)

・保有銘柄の理想は10銘柄、初心者は5銘柄未満(p.190)

・なるべく少ない資金でポートフォリオ全体の「ルックスルー利益」と「ルックスルー純資産」をいかに高めるか(p.196)

・女性特有の”勘”で、自分が実際に使ったり見聞きしたりした商品やサービスから「これは流行る!株価も上がりそう」と思い、実際に買った株が、見事に上がるケースがあります(p.221)

・失敗やミスを減らすには、自分の投資情報の公開も有効だと思うのです(p.232)

私ももう少し、自分の投資した銘柄の情報公開して、パフォーマンスがあがるかどうか試してみたいと思いました。

情報公開でパフォーマンス向上のきっかけ

情報公開することで、自分の投資を客観視できるようになり、独りよがりのバイアスが修正されることでパフォーマンスが上がると考てらっしゃるようです。私もぜひ参考にしたいと思いました。

まとめ

かぶ1000さん流のバリュー投資をわかりやすく解説してくれる良書でした。

成長株投資はワクワクするような投資ですが、かぶ1000さん流のバリュー投資は決算書から数字を読み取り割安かどうかの判断する堅実な投資というイメージを持ちました。

決算書を通して数字を読み取る能力は投資家として重要なスキルですので、この機会にかぶ1000さん流の投資法を身に着けてレベルアップをしたいなと思いました。

バリュー投資の時間軸は成長株投資より長く取る必要があると思います。結果が出るまで少し時間のかかる投資法ですね。

その分、退屈さはある程度受け入れる必要がありますね。

逆に言えば、仕事が忙しい兼業投資家の方に向いた投資法なのかもしれませんね。

以上

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