「転職の思考法」の感想

読書キンドル 書評
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転職の思考法を読みました。とはいえ、通算3回くらい読んでまして、定期的に読みたくなる本です。

書いている内容は転職のテクニックではなく、自身のキャリア形成のための考え方を中心に物語形式で進んでいく本です。

どんな人におすすめか

全ての働いている人に読んでもらいたいです。特に20代、30代。今すぐに転職をしようとしていなくても、今後のキャリア形成の考え方を学ぶために読むと非常に勉強になります。

また、転職を考えている方にとっても、転職市場がどのような仕組みになっているのか、何を重要視して転職活動を進めたらいいかのベースになる考え方を学ぶことができます。

読んでみての感想

物語形式ですのでわかりやすく、スラスラと読むことができます。

転職活動はなかなか後ろめたい気分になりますが、本書を読むと、転職活動というよりはキャリアアップのための活動は多くの人がやるべきなのかと考えを改めさせられます。

日本は閉塞的な会社が多いように思いますが、転職がもっとメジャーになり、人材の流動性がアップし、みんなが適材適所で働けるような社会になることが、日本の会社の活力アップにつながるのではないかと考えるようになりました。

いつでも転職可能な状態に自分自身をしておくことは重要ですね。ひとつの会社でしか生きれない状態だと嫌な仕事も断れないですし、いつでも辞めれると思うことで思い切った仕事ができますし、ストレスも減りますね。

そのためには転職市場での自身の価値を高めるための専門性、経験、人脈を高めるこが必要になります。本書でも、20代は専門性、30代は経験、40代は人脈で仕事を選べと言われています。

自分の人生の幸福度を上げるには、会社に依存しない、というのは重要なポイントなのかなと思います。働くというのは人生の大半を占める行為で、自己実現でもあります。

嫌々働くよりは、自分の得意なこと、好きなこと、経験を存分に活かすことのできる仕事と出会いたいですね。本書はそのための気づき、仕事の方向性の指針を与えてくれる本であると思います。

まとめ

社会人みんなが読んで欲しい本です。本書のような考え方をみんなが持って、日本の会社の人材の流動が活発になり、みんなが活き活きと働ける社会になればいいなと思います。

以上

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