毎月恒例の私の米国株ポートフォリオの報告記事です。
5月も中旬になりましたが、まだまだ相場環境は不安定ですね。米国の物価上昇率と金利上昇の懸念により株価が大きく動く日々が続いています。
特にグロース株にはつらい相場です。5月もかなり下落しました。
また、一通り決算も終わったのですが、決算結果にも株価は大きく反応しました。
2022年5月の米国株ポートフォリオ
アマゾンを全売却
先月と比べ、ポートフォリオはこのように変化しました。
先月のこのポートフォリオから、
5月は、このようなポートフォリオに変わりました。
見出しのとおり、アマゾンをすべて売却しました。決算が悪かったですね。前回の決算から少しよくないような感じがしましたが、今回は決算後に大きく売られましたね。
決算前2,891ドルから、記事執筆時点(5/16)で2,272ドルまで下落しました。
アマゾンを売却した資金は、3分の1は日本円に、残りの3分の2はVTIの購入に充てました。
そのため、アマゾンの保有はゼロ%になりましたが、VTIはほぼ倍の21%にまで増加しました。
アマゾンも長期的には有望と思います。クラウドサービスのAWSは安定した収益を出してくれています。
ただ、売買タイミングで、私とアマゾンはあまり相性が良くなかったです。なかなか利益が出なかった銘柄でした。いったんここで撤退することに決めました。
各銘柄の株価推移
すべての銘柄で株価下落
コード | 株数 | 株価 | 評価額 | 株価増減率 (対先月) |
APPL | 32 | 147.3 | 5,116 | ‐10.74% |
AMZN | 0 | 2272.42 | 9,096 | -25.05% |
MSFT | 61 | 261.88 | 17,080 | -6.47% |
V | 22 | 199.00 | 4,683 | -6.51% |
VTI | 52 | 200.39 | 6,395 | -9.13% |
VYM | 75 | 108.03 | 8,426 | -3.85% |
VDC | 30 | 197.72 | 6,115 | -3.00% |
先月比較で、すべての銘柄がマイナスです。特にアマゾンは25%を超える大きな下落で、アップルも10%以上の下落でした。
相場全体のVTIが9%を超える下落ですので、いかにこの1か月間が厳しいものであったかわかります。高配当ETFのVYM、ディフェンシブ銘柄のETFのVDCがマイナスの幅が抑えられた程度で、耐え忍ぶしかないような相場環境でした。
3株あったアマゾンを決算後、全部売り、VTIを23株買いました。
実は、決算前にアップルを1株買っています。これは、積み重なった配当金の再投資です。(その後大きく下落しましたが・・・)
今月は、決算後にアマゾンを売りましたが、比較的迅速に損切り、撤退できた点は良かったかなと思います。
損切りは精神的につらいですが、まず初めに少しだけ売ってみると、思い切って全部売ることも案外簡単にできるのでオススメです。
米国株の直近半年の総額推移
米国株は規模を縮小
5月は、全部の銘柄で下落が大きかったことや、アマゾンを売却した資金の3分の1を日本円に戻したことから、米国株総額は大きく減りました。(56,910ドル→49,520ドル)
さみしくなりました・・・笑
資金の一部を日本円に戻した理由は、ひとつは円安が思った以上に進行したことがあります。1ドル130円ですからね・・・。私の投資経験では、ここまで円安になったことはありませんでしたので。
また、日本株で買いたい銘柄が多かったこともあり、日本株を買うための資金を調達したい思いもあり、ドルから日本円に戻しました。
まとめ
2022年5月時点の私の米国株ポートフォリオについて確認を行いました。直近の1か月は米国株にとっても厳しいものでした。私の米国株も大きく値下がりしました。
また、決算を受けて、アマゾンをすべて損切りする厳しい展開でした。
この下落がどこまで続くかわかりませんが、個別株の方針は変わらず、「身近な製品、サービスの会社の株を長期保有すること」ですので、のんびりとあせらないようにしたいと思います。
以上
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