【書評】まんがでわかる 30歳から伸びる人、30歳で止まる人

書評
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今日は書評記事で、有川真由美さんの著書「まんがでわかる 30歳から伸びる人、30歳で止まる人」を紹介したいと思います。

著者の有川真由美さんの本は「なぜか話しかけたくなる人、ならない人」を読んだことありますが、こちらも面白い本でした。

今回、この本を読んだきっかけは、私は33歳で、30歳を少しすぎているのですが、「今の会社にこのままいていいのかな?今の仕事でキャリアを積んでいくべきなのかな?」といったモヤモヤとした思いがあったので、本書を手に取りました。

【この本は、こんな人に読んでもらいたい!】

  • 30歳前後で自分の進むべき道に悩んでいる
  • 30歳前後で仕事への取り組む姿勢を学びたい

さて、自分の忘備録のようなものになりますが、本書から参考になった文章を並べたいと思います。ご参考になれば幸いです。

【No.14 _“自分ワールド”を突き進む】

あるお坊さんから、こんな話を聞きました。「“自分らしさとは何か”を突き詰めて考えても、答えは出てこない。結局、生きているということだけが真実で、自分らしさは、自分はこんなもんじゃないかと仮定して、その上に創っていくものだ」と。

もがきながら、「自分は何者か」と考えること自体に意味がありそうです。

自分らしさとは、探して見つけるものではなく、少しずつ「自分とは、こういうもんかな?」と試行錯誤しながら、作り上げていくものなんですね。

【No.18_思い通りにいかないことも、受け入れて進む】

でも、いまの状況が変わらないとしたら、変えられるのは自分の行動と未来だけ。

「ならば・・・」と、うまくいくための逆転劇を考えて、また進みはじめましょう。

このままで終わるはずがない。状況は必ず変わる、自分次第でなんとでも・・・と考えて

「腐ったら最後」の気持ちが大切なんですね。

「どうせ・・・」と考えてしまいがちですが、何かしら逆転するための明るい行動と思考を心がけたいものですね。

明るく未来を考えて、行動に移すことを大切に!ですね。

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【No.24_自分の得意なことで勝負する】

30歳からは、自分の得意なことで勝負する時です。「広く浅く」から「狭く深く」。「これは私の領域ではない」という部分を手放して、その分、自分に合うピンポイントの部分を熟成させていく。組織の中で“自分路線”をつくれば、それは自信になり、自分の居場所になります。

自分の領域ではないと捨てることは難しいものですね。

でも何もかも手を出してしまうと「器用貧乏」になってしまします。

自分の得意に目を向けて、それを伸ばす、「自分の軸を固める」ことを大切にしたいですね。

【No.46_30歳からの転職は「能力を発揮できるか」で選ぶ】

著者の「転職の心得5か条」は以下の5つです。

  1. 辞める前に、まずはいまの場所で能力が発揮できないか考える
  2. 自分の市場価値を客観的に考える
  3. やはり「自分の能力を発揮できるか」「成長できるか」で選ぶ
  4. 「自分がそこで生き生きと働く姿をイメージできるか」が大事
  5. 辞め際は美しく

まずは辞めるのでなく、今の職場で輝ける方法を模索してみることから考えてみるのがいいのかもしれませんね。転職せずに、何かしら今の環境でアクションを起こしてみてチャンスを伺う、その裏で着々と転職の準備を進める、といった具合に。

自分の市場価値を高めるような働き方も意識することも大切ですね。その会社だけでしか通用しないスキルを身につけるのではなく、「潰しの効く」人材になることが大事ですね。

まとめ

有川真由美さんの著書「まんがでわかる 30歳から伸びる人、30歳で止まる人」を読みました。

30歳前後の自分の進むべき道がわからずモヤモヤとした思いを抱えている方にとって、仕事とキャリア形成に対する考え方や職場での立ち振る舞いのヒントになる内容と感じました。

まんがはオマケ程度のものですが、読みやすく、内容を理解するのに役立ちました。

読みやすく、仕事と人生について考えさせられる良書でした。

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以上

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