【2021年春号】四季報の(個人的)ピックアップ銘柄を紹介

資産運用
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毎号恒例としております、私が四季報を読んでみて、注目した銘柄についてピックアップしたいと思います。

ピックアップ方法については、はっしゃん式を参考にさせてもらってます。

こちらの記事を参考にください。

ピックアップのイメージとしては、①株価が右肩上がり、②売り上げが伸びている、③営業利益率が10%以上(20%あると理想)、これらの条件を2つ以上満たすものとしています。

あとは、自分が理解できる事業内容の会社に重点を置いています。

四季報の記事を読んでもよくわからない会社は除外しております。

自分の仕事と関連のあるような事業の会社、自分の趣味に関係する会社、自分がよく利用する製品、サービスに関係する会社を重点置いてスクリーニングしています。

これは、エナフンさんの株式投資法を参考にしています。

エナフンさんの著書の書評記事はこちらです。

株価チャートたけではいろんな会社を拾い過ぎてしまうので、自分の得意な分野、詳しい分野で勝負しようという作戦です。

少し業種は偏ってしまいますが、このほうがスクリーニングの精度は上がりそうですね。

具体的にこんな感じの流れでスクリーニングしてみました。

①四季報のページ上の株価チャートが右肩上がり

②売り上げ高が順調に伸びている

③売り上げ高と営業利益からざっくり営業利益率を見積もる

④記事の内容を読み会社の事業内容をイメージできるか(好きか嫌いかも含めて)

それでは、四季報からピックアップした銘柄を一覧にしてみました。

特色の欄は四季報の特色から引用または要約したものを記載しています。

個人的に特に注目している銘柄のコードは赤字にしました。

【2021年春号】四季報(個人的)ピックアップ銘柄

コード銘柄名特色予想PERPBR
1723日本電技ビル空調計装工事の大手9.91.30
2326デジタルアーツセキュリティーソリューションを提供55.514.56
2919マルタイ九州地盤の即席麵メーカ10.60.83
3635コーエーテクモ
ホールディングス
ゲームソフト中堅32.25.18
3674オークファンオークション等の情報分析から出発23.62.77
3768リスクモンスターネットで審査、与信管理サービス提供24.51.89
4063信越化学工業塩化ビニル、シリコンウエハで世界首位26.22.70
4186東京応化工業フォトレジストで世界首位級23.01.75
4626太陽ホールディングスプリント配線板用の絶縁材インキを製造17.02.18
5384フジミインコーポレーテッドウエハ用研磨剤大手18.21.85
5857アサヒホールディングス貴金属リサイクルと産業廃棄物処理6.22.00
6036KeePer技研カーコーティング剤の製造卸32.38.49
6254野村マイクロ・サイエンス超純水装置の大手12.32.49
6365電業社機械製作所ポンプ大手5社の一角で官公需に強み8.90.87
6370栗田工業総合水処理の最大手25.42.02
6387サムコ電子部品製造装置の研究開発型企業40.83.25
6532ベイカレント・
コンサルティング
日系最大級の総合コンサル会社37.712.92
6580ライトアップITツール導入支援などが柱のコンサル35.88.28
6797名古屋電機工業道路電光情報版などのシステムの草分け3.90.83
6855日本電子材料半導体用プローブカード大手11.81.44
6981村田製作所世界トップのセラミックコンデンサ28.13.36
7228デイトナ二輪車部品・用品の企画、卸売り5.81.08
7839SHOEI高級ヘルメット製造世界首位、国内生産30.77.31
7974 任天堂ゲーム機ハード、ソフトで総合首位19.04.48
8035東京エレクトロン半導体製造装置で世界3位30.17.73
8096兼松エレクトロニクス兼松傘下のITベンダー13.51.94
8117中央自動車工業コーティング剤などの自動車用品を販売12.31.47
9766コナミホールディングス家庭・携帯用ゲーム主力26.53.19

まとめ

今回のピックアップ銘柄は株価チャートが右肩上がりのものを基本として、少しバリュー株的な要素を持っているものを重点的に取り上げてみました。

前回のピックアップ銘柄と比較しても、半導体製造関係の銘柄に強さが目立っている傾向がありましたね。

半導体製造関係では日本企業の強さが光りますね。

半導体関係は景気影響も強く受ける業界ですので、注意深くウォッチしながら保有する必要がありそうです。(半導体に限らず、製造業全体がそのようなものですが…)

ウォーレン・バフェットが言うように、「経済的な堀のある会社」で営業利益率の高い銘柄を長期保有したいですね。

日本企業でも「経済的な堀のある会社」は多いですが、製造業ではある程度景況感を読みながら保有する必要はありそうですね。

以上

前回の四季報のピックアップ銘柄の記事はこちら

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