今日の記事はおけいどんさんの著書「40代でも遅くない 退職準備&資産形成術」の書評記事です。
きっかけ
Twitterのタイムラインでよく表示されていたので気になっていました。
実際に書店で手にとって、中身をパラパラと読んでみました。
すると、思わず興味をそそられる内容であったことから衝動的に購入しました。
本の中身は「どういう考え、思いでFIREに至ったか、実際にFIREするまでどのようなことをやってきたか」という点に重点が置かれていました。
“FIRE”=Financial Independence Retire Early(経済的自立、早期退職)
本記事では、「十分な資産形成や資産収入、事業収入で会社に頼らなくても生活できる状態」と定義します。
私もFIRE は憧れますし、選択肢の一つとして持っておきたいと考えています。
働くことをやめるかどうかは別として、会社のみに依存しない強い生き方としてFIREは意識するところです。
この私の考えがあり、この本の内容がまさに私の知りたい、「どうしてFIREしようと思ったのか、なにがきっかけだったのか、具体的にFIREするまでどのように計画し、実行してきたか」が書いてあり、これは知りたいと強く思い購入しました。
概要
著書のFIREをなぜしようと思ったのか、FIREまでの道のり、これまでの投資の経歴、FIREに向けたオススメの投資法、といった形で進みます。
会社員生活の中で、どういう働き方をしていて、なぜFIREしようと思ったかのキッカケの部分は特に好きです。
おけいどんさんは若いときはがむしゃらに仕事に打ち込んでいたようですが、そのうち持病が見つかり思うように働けなくなっていく中でFIREを目指すようになったようです。(他にも理由はあったようです)
誰にでも起こりうる、今まで通りに働けなくなる事態
先ほどにも触れましたが、がむしゃら働いて身体を壊すこともあります。
会社の方針転換、パワハラなど、「これ以上この会社にいてはダメだ」と思う場面は、会社員をしていると誰にでもあることだと思います。
著書のおけいどんさんは、そんな状況から、どのようにしてFIREにまでたどり着いたか、どう計画して動いたかという点について教えてくれています。
今は元気に働けていても、将来はどうなるかわかりません。
おけいどんさんのような生き方があるということを知るだけでも、若い社会人の方には特に意味があるのではないでしょうか。
保険的な意味合いも含めて。
オススメする投資法は王道
FIREに向けた強い味方、ツールになるのは資産形成で、株式投資は欠かせません。
おけいどんさんは昔からいろいろな株式投資を経験されているようで、その経験から読者に特にオススメしているのは、王道の米国のインデックス投資でした。(ネタばれになってしまう??)
特にS&P500に連動する投資信託やETFをオススメされています。
私もS&P500のETFである1557を多く保有していますので、この考えには大変共感するところです。
他にもおけいどんさんが保有しているお宝株も大変参考になります。
まとめ
本書は、おけいどんさんがどのようにFIREに至ったか、どう計画して実行に移したか、そのための資産形成術について書かれています。
会社だけに頼らない生き方を目指す多くの人に参考になる内容でした。
FIREへの考え方、計画のたて方、株式投資の経験などとても参考になるものでした。
文章も読みやすくあっという間にのめり込んで読んでしまいました。
本書を読んで多くの人が、会社に頼らない生き方の「カード」を手に入れて欲しいと思いました。
以上
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