今日の記事は書評記事です。
有名個人投資家のはっしゃんさんの著書「はっしゃん式 成長株集中投資で3億円」です。
はっしゃんさんは、四季報を使った銘柄選定方法が有名です。
私のブログでの四季報ピックアップ銘柄も、はっしゃんさん式の方法を取り入れた方法で選定しています。
はっしゃんさんのブログはこちらから。
今回の書評記事も、本書から個人的に気になったところ、参考になったところを3つ紹介したいと思います。
株価が右肩上がりの銘柄から選ぶ
はっしゃんさんの銘柄選定の根幹の部分ですね。
「株価が右肩上がり」の銘柄から選ぶ。
これが株式投資の絶対の正解ではありませんが、最も勝率の高い銘柄選定法であることは間違いないですね。
株価はランダムに動いているわけではなく(少なくとも長期では)、右肩上がりの銘柄には何かしらの理由があるはずです。
その理由を探し、考えながら銘柄選定をすることは楽しいものです。
株価が右上がりの銘柄の、その成長の理由と今後の成長シナリオを描けることも大切ですね。
成長を続けている成長株を割安で買えることはない
PERの大小だけで投資判断をするとなかなか成績は伸びないように感じます。
という私も、なかなか高PERの銘柄には手が出しづらいと感じています。
(それが成績がイマイチな理由かもしれませんが・・・笑)
特に成長株ではPERが高いほどその銘柄の期待値の高さを表していますね。
そういう銘柄を勇気を出して買えるか、それに尽きますね。
その期待値をどれだけ裏切らないか、期待を超えていけるかが成長株のポイントではないでしょうか。
成長株は株価も伸びやすいですが、期待を裏切られたときの下落も凄まじいですから、損切りはきっちりして、上手にリスクコントロールする必要はあります。
損切りは常に正しい
はっしゃんさんの損切りルールは単純明快です。
「購入日の翌日以降の終値が買値より1円でも安くなったら売却する」
=「1円損切りルール」です。
買値から〇%下落したら売る、というようなものでなく、下がったらバッサリと売る!この明確さが良いですね。
リスクコントロールは大切です。
売買のタイミングはとても重要で、1円でも下がるというのはトレンドを掴み切れなかった、タイミングが悪かったと判断して潔く一時撤退します。
損切りというものは精神的に辛いもので、大半の損切りはムダに終わることが多いと思います。
でも5回に1回くらいは命を救っていくれるような損切りがあるように感じます(個人的な感覚ですが)。
ほとんどの損切りはムダに終わりますが、リスクコントロールはしっかりとしたいものです。
まとめ
はっしゃんさんの著書「はっしゃん式 成長株集中投資で3億円」を読みました。
具体的で銘柄選定の参考になる部分が多かったです。
株式投資初心者にも分かりやすく、優しく書いてくれている印象でした。
コラムや、155、156ページのまとめも非常にわかりやすく参考になります。
成長株集中投資で成績を上げたい、四季報をどのように読んだらいいか分からないといった方にオススメしたい一冊です。
以上
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