【書評】「好き」をお金に変える心理学を読みました

書評
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メンタリストDaiGoさんの著書、「好き」をお金に変える心理学を読みました。

内容は自分の好きなこと、得意なことを見つけ、そこにどう投資し、さらにはお金に変える方法、指針について解説されています。

ブロガーのヒトデさんのおすすめ書籍として紹介されていたことがきっかけで本書を読みました。

タイトルは少し怪しげな感じがしますが、お金の使い方や、自分の仕事と好きなことをどうつなげるかを中心に書かれています。

幸福度の高い人生を過ごすには、自分の好きなこと、得意なこと、趣味を活かした仕事をすることが一番なのではないでしょうか。仕事は人生の時間の大きな部分を占めます。

以下に参考になった部分を挙げていきたいと思います。

・好きなことをやって、それで終わりにしない

・好きなことをやりながら、それでお金が入ってくる状態を作る

・好きなことでお金が入ったとき、そのお金を無駄に使わない

・好きなことにお金を再投資することでスキルが磨かれて、次はもっと大きなお金が入ってくるようになる。

自分の「好き」とお金をどう使う(投資していく)か、です。この本の根幹となるポイントを箇条書きにされています。

好き、を見つけるこは大変と思いますが、本書では好きをどう見つけるかについても書いてあります。

本書でフロー状態、という言葉がよく出てきますが、ざっくりとすると、何かに夢中になり、集中して周りが見えていない状態です。要は没頭している状態といえます。

日頃の仕事でも、このフロー状態に入ることできる仕事(あるいは趣味)が得意、好きにつながること、と指摘されています。

私はどういうときにこのフロー状態に入るかな、と考えましたが、やっぱり、何か考えて物を作っているとき(実験なども)や、集中して読書ができているときかなと思います。株式投資の構想を考えるのも好きですね。これらが自分の好きや得意なことなのかと認識しました。

自分の好きがよくわからない方は、どういったときにフロー状態に入っているか思い出してみると自分の好きが見えてくるかと思います。

お金を使うときに、投資するという感覚は大事ですね。使ったお金以上のリターンが自分にもたらされるか、こういうことを考えないといけないですね。

この投資を自分の好きなことにすることで、好きなことが更に伸びて、そこから生み出される収入も伸びる、これがポイントですね。

重要なのは人より多く稼ぐことでも、贅沢に使うことでも貯めこむことでもなく、自分の好きなことをやって後悔なく生きられるかどうか

「自分の好きなことをやって後悔なく生きられるか」これはハッとしました。

自分の好きなことに関して、まだ挑戦していないこと、やりたくてもやっていないことがないか考えさせられました。

今の自分の仕事でも、自分の得意をもっと活かせる仕事への転職であったり、自分の趣味でもいつかやりたいと思ってそのままにしていないか、できるときにやっておかないと人生後悔することになりますね。自分への戒めです。

ただ、上記のリストにもありますが、せっかく時間とお金を使うのであれば、どうお金が入ってくることにつなげるか、あるいは人の役に立てられるか、といったことも考える必要がありますね。

人に知ってもらう

「自分が何が好きで、その物事がどれだけ得意で具体的に何ができるか」

助ける準備があることを宣言していく

会社でもいるかと思いますが、これ分野はあの人が詳しい、第一人者であるから、その人に聞こう、といった人になるようなイメージかと思います。

こういう人は自分の得意と仕事が一致していて、その分野で唯一の地位を築いているかと思います。

自分の得意と仕事を一致させることは意識したいですね。会社や上司はなんでも卒なくこなせるオールラウンダーを育成しようとする場合が多いと思います。私の会社の上司もそうでした。

働き方改革もあってか、オールラウンダーを育て、業務シェアをしようという会社方針もあるみたいですが、これについては全く賛同できないですね。仕事ができる人、得意を伸ばすキャリア形成したい人にもマイナスと考えます。

これからの世の中、その会社だけでしか通用しないスキルを磨く(オールラウンダーになる)のは悪手ですね。

私は後輩の育成では、これなら誰にも負けないことを見つけ、この人に頼れば大丈夫だと思われる人になりなさいと伝えますが、ここは上司の方針と反していますが、間違ってはいなと思います。

やっぱり、人には個性があって、得意でない仕事をやらせても伸びないですね。

仕事においても、自分が何が得意で、どういったことができる、あるいはしたい、とういことを周囲や会社に訴えないといけないですね。

「好きなこと」に関する自分の今の能力を把握する。そしてその能力をどのように活用すれば人の役に立てられるか。

誰かの課題を解決することにつながるかを考える。

自分の仕事の得意なこと、趣味のスキルをどう役立てるか、これを考えられるかどうかが本書での一番の重要なポイントかと考えます。

誰かの課題を解決する=仕事、お金に変わること、ですね。

ブログとかでもそうですが、だれかの課題(悩み)を解決することができているか、考えながら、やることが大切ですね。

このブログでしたら、こんな感じの悩みを解決したいから書いていることになります。

・書評:読みたい本を探している。ある悩みを解決するための本を探している人の助け。

・資産運用:お金を増やしたい。お金に関する悩みを解決する手助けになる。

どちらも自分の好き、得意なことを誰かのためになるように発信するためにブログを使っています。このブログの芯(目的)がぶれないように意識しないといけないですね。忘れがちです。笑

「好き」に何をかけ合わせれば、まだ誰もやっていない仕事になるかを考える。

ただ一つだけの好き、得意で勝負しようと思っても、同じような人がたくさんいる分野では競争が激しいですね。

自分の得意なことを二つ以上掛け合わせて自分のオリジナルを作りだすことが大事ですね。

唯一はやっぱり強いですね。このブログも思考錯誤の段階ですが、私の好き得意をうまく掛け合わせてオリジナリティーの高いブログにしていきたいと考えます。

これはこれからの重要な課題ですね。

まとめ

本書は、自分の得意、好きを活かした仕事、生き方について書かれています。

自分らしく生きるという意味では、本書の好きを活かすことは大きな意味があるのではないでしょうか。

どの分野でもそうですが、自分のオリジナリティー、強みを持った人は強いですね。そういう人は本当に楽しそうに幸せそうに人生を送っている人が多いように見えますね。

本書を読むことで、自分の好き得意な何か見つけ、それを活かした仕事をし、自分らしく生きるきっかけを見つけられると思います。

以上

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